西表島 やまねこマラソン その3「ふれあいパーティー」

ラソンが終わったあとは、18時半からの『ふれあいパーティー』。
上原小学校と道路一本挟んだ反対側にある「わいわいホール」にて開催されました。
これが飲めや唄えやの大盛況でした。


18時半から開始との事ですが、17時半頃に到着すると、会場はすでに足の踏み場もないぐらいの混雑。
ラソン後で、とても腹が減っているので、まず食べ物&オリオンビールを調達です。
ラソン参加者には100円割引になる券が5枚配布されているので、ありがたく使用。

↑は「カマイそば」
そば*1にカマイ(=イノシシ)の身を具にのせたそば。
赤身部分だけでなく中身(=モツのこと)が入っていて、特に中身にややクセあり。
これだけでは全然足りないので、カレーライスも買って食べました。


会場のあちこちで、オリオンビール泡盛を開けていて、すでにできあがりつつある人が多数見えます。
そんな盛り上がりの中、地元の元・郵便局長さんの司会*2で、ふれあいパーティーがスタートしました。


まずエイサーから始まりました。

琉球と大和をMIXさせた「和琉風」との事でしたが、門外漢の私には違いがよく分かりません(^_^);


ラソン大会での開会式に続いて、ここでも八重山3首長のあいさつと、竹富町の町会議長のあいさつがありました。
あいさつを聞いていると、舞台に上がる前から結構酒が進んでいたんじゃないでしょうか。


このあと「きいあら商店」というユニットが出てきました。

どうやら、沖縄県では「きいやま商店」というユニットが本家として有名なそうですが、「きいあら商店」はそのモノマネで有名らしいです。
しかし、門外漢(再)の私にはよくわからんのです。
だけど、会場は大きく盛り上がっていました。


続いて、これがふれあいパーティーのメインイベントでしょうか。
与那国のカジキ2本、タコ、西表のイノシシ、の3種をサバニ(小船)に盛り付けた船盛りがふるまわれました。

ふれあいパーティーのために、与那国からカジキ2本を特別に手配したそうです。
1本だけでもウン十万円とも百万円以上とも言われるらしいカジキを2本も取り寄せたら大赤字になるんじゃないかしらと心配になるぐらい。

船盛りが会場に持ち込まれた時の争奪戦ときたらそれはすさまじいものでした。
みなさん、手にビニール袋を持っていたのですが、それで鷲づかみにしてゴッソリと確保するんですよ。
なので、あれほどの船盛りがあっという間になくなりました。
カジキはこれまでにも食べた事がありますが、イノシシは初めてです。
しかもイノシシを生で刺身で食べるのです。
全国広しといえども、豚系統の食材を生で食べるのはここぐらい?
脂身がコリコリしていました。
噂には醤油をはじくほど、との事でしたが、確かに醤油をはじいています。
イノシシ猟の解禁は冬場だけらしく、GWや真夏にしか訪島した事がなかったので目にする事もなかったようです。

(↑大海原を泳いでいたカジキちゃん。まさか口に桜の花をつっこまれるだなんて夢にも思っていなかったでしょう。この兜、焼いたりダシをとったりしたらきっと美味しいでしょうね。)

そして、このカジキ争奪戦で勝ち取った食材を食べている真っ最中に、西表島の船浮出身でメジャーデビューした歌手こと池田卓さんがでてきました。
この日の一番のビッグネームが舞台で歌っているというのに、会場の人達はカジキやイノシシを食べるのと酒を飲むのに夢中で、誰も歌を聞いちゃいません(笑)


三大会完走表彰式というものがありました。
与那国島の与那国マラソン(11月)
石垣島の石垣マラソン(1月)
西表島のやまねこマラソン(2月)
これら全てを完走した人が何と約120名もいたとのことで、この人たちを対象とした抽選会がありました。
景品はJTAの無料航空券、キロあたり2100円の石垣牛泡盛などなど。
私が泊まっていた宿にも対象者が何と2名もいて、そのうちのお一人が石垣牛が当たってしまいました。
何だかこんなのを見ていたら、自分も三大会とも出たくなっちゃいます(笑)


宴は延々と続きます。
フラダンスのお披露目があり、

続いて、やまねこ太鼓。
BEGINの『オジー自慢のオリオンビール』をBGMに太鼓を披露していた時など、指笛が鳴り響いて会場の大半の人で大合唱になっていたました。

アリ、カンパーイ!


そして最後は島民+ランナーが総出でカチャーシーを踊って締め。

ラソンより、ふれあいパーティーがとっても印象に残りました。
何だか、地元の人達が飲んで騒ぎたかったんじゃないかと思えるぐらい。
本当にすごかったです。


このあと、宿に戻っても延々と打ち上げパーティーが続きました。

私は午前1時でダウンでした。
最後はロレツが回っていなかったなぁ(-_-);

*1:もちろん八重山そばですよ。和そばにあらず。

*2:この司会っぷりが綾小路きみまろに弟子入りでもしてるのだろうか?と思えるぐらいの名調子。