近鉄2011年ダイヤ改正ネタ その1 スーパー準急がノーマル準急に

このほど近鉄2011年ダイヤ改正が反映された時刻表が発売されましたので、読みふけっていました。
何点か気になる項目や面白い項目がある内、注目度が高くなさそうだけど、面白そうなネタを独断と偏見で記してみます。


夕方の下り列車で、高安駅で普通が準急に追いついてしまう列車があったのですが、2011年改正により、追いつかれなくなりました。



↑の画像は、2010年の近鉄時刻表、大阪線平日ダイヤ、下り普通・準急のページより抜粋。
緑枠内の1747レ準急の高安発車時刻が18時24分。
いっぽう、青枠内の1769レ普通の高安到着時刻が18時23分。
高安駅で上位列車の準急が下位列車の普通に追い付かれています。



↑の画像は、2011年の時刻表より抜粋。
緑枠内の1747レ準急の高安発車時刻は18時23分。
青枠内の1769レ普通の高安到着時刻は18時24分。
2011年ダイヤでは、追いつかなくなりました。


1747レ準急は、山本で名阪甲特急と区間快速に追い抜かれ、さらに次の高安でも阪伊乙特急に抜かれるダイヤで、いずれの駅でも5〜6分も停車しています。
準急が長々と停車している間に、後続の1769レ普通が、各駅に停車しながらも歩みを進めて高安で追い付くダイヤでした。
近鉄大阪線といえば特急優先ダイヤであるが故に、下位列車が割を食っているのですが、ここまでひどいのも珍しいかと思います。
あまりのひどさに、私は1747レに対して「スーパー準急」と特別な名称を付していたぐらいです(笑)


私のように趣味的にダイヤを眺めるだけの人間からしたら、かくのごとき事例に対して面白がってしまいますが、毎日利用している人からしたら面白くないことでしょう。
私の勤務先で、近鉄大阪線準急を利用している人が、上記の事に対してよくブツブツとぼやいてたのですが、これが改正後はボヤキが減るかもしれません。