叡山電車で鞍馬寺・貴船神社へ その1

このゴールデンウィークは、何かと都合にて自由に出かけることがままならなかったのですが、5月4日にやっと出かけることができました。
スルッとKANSAKI 3DAYチケットの残1回を入手しましてこれを利用です。

予定をまったく決めていなかたので、いきあたりばったり。
最寄り駅で先にくる近鉄電車に乗ることにしました。
上り電車よりも先に下りの急行五十鈴川行が来ましたのでこれに乗車。
車内は行楽客などで結構にぎわっていました。

大和八木では西大寺行き普通に乗り換え。

西大寺で、国際会館行き急行に乗車。京都市交の10系は久々の乗車。

10系の運転室に、送風機が置いてありました。
結構使い込まれている様子。
運転室には冷房がないのかな?

丹波橋京阪電車に乗り換え。
この駅は近鉄と京阪の乗り換えが通路一本を通るだけで乗り換えができます。
かつては、近鉄と京阪が同じ駅構内で線路を共用していたそうで、昭和43年までは当駅を介して中書島枚方方面〜近鉄京都、京阪三条〜新田辺・奈良方面という相互乗り入れもあったとか。

やってきた電車は現3000系*1による出町柳行き快速急行でした。

出町柳叡山電車に乗り換え。
叡山電車出町柳駅も関西私鉄のターミナル駅によく見られる櫛形ホームですね。
嵐電阪堺も同様にこぶりな櫛形ホームがありますし、櫛形ホームは鉄道建設時代の関西鉄道事業者におけるひとつのステータスでしょうか。

私が知らないだけなのでしょうが、留置車という方向幕は初めてみました。

鞍馬行きに乗車。
満席にこそなりませんが結構な乗車で、外国人旅行者もちらほら見えました。
観光における京都の訴求力・吸引力はすごいなぁ。

市原〜二ノ瀬間にさしかかると、電車は徐行運転となりました。
もみじのトンネルがあるためです。
今は赤く色づく季節ではなく、やわらかい薄緑色があふれる新緑の季節。
それでも、車内ではもみじの案内放送があり、放送にあわせて徐行してくれました。
赤く色づく季節は紅葉狩りの行楽客で相当な混雑となり、もみじのトンネルを見てみたいと思いつつも混雑がいやであきらめている方も多いかと思います。(私もそのクチです。)
ですが、そんな方たちは秋を避けて乗車しにくるかもしれないため(?)、案内放送は秋以外でも流しているのかな?などと深読み(!?)をしながらの乗車となりました。
(↓二ノ瀬駅のホームにももみじがありますね)

鞍馬駅に到着しました。

寺社風建築の鞍馬駅の駅舎。

駅舎の待合所には、天狗のお面や烏天狗のお面に…

鞍馬の火祭りに使うたいまつなど…、

当駅にゆかりのありそうなものが飾り付けられていました。


(続く)

*1:かつての3000系は特急車