信州ローカル私鉄めぐり(1) 2012年1月7日 アルピコ交通(松本電鉄)上高地線ほか

私のパソコンの、写真や画像を保存したフォルダ内を眺めていたところ、2012年1月に信州方面へ鉄分吸収に行ってきたときの写真を見つけました。
この時の様子を当ブログにアップしていなかったので、今更ながらではありますがアップします。
1年半も前の出来事なので、記憶が薄れている面も多々ありますので、その点ご容赦下さいませ。


2012年1月7日
自宅最寄駅547→大和八木629→809名古屋
名古屋817→(5705M快速)→932中津川1010→(829M)→1028南木曽
南木曽駅→(バス)→妻籠宿→(バス)→南木曽駅
南木曽1220→(1831M)→1415松本
松本1447→1517新島々1525→1554松本
松本1634→(1543M)→1746長野
長野1841→(672M)→1923上田


自宅を出発し、近鉄に乗車。
大和八木よりアーバンライナーで名古屋へ移動。

休日ダイヤでは、8時過ぎに名古屋へ到着できるアーバンライナーがあって便利です。*1


近鉄名古屋駅とJR名古屋駅の連絡改札口にて18切符に入鋏してもらい中央西線ホームへ移動。

快速中津川行きに乗車。
東海道本線がホームグラウンドっぽい311系中央西線でも定期運用されているのですね。*2
快適な座席でウトウトしながら中津川に着きました。
快適すぎて、持参の鉄道地図帳を置き忘れてしまうウッカリを・・・(>_<)
乗換待ちの間にみどりの窓口で、ある切符の変更をかけました。(後述)


中津川より信州色115系に乗車、南木曽で下車。

南木曽駅からおんたけ交通バスにて妻籠宿へ。

15分ほどのバス乗車で妻籠へ到着。



ざっと1時間ほど散策。
おんたけ交通バスで南木曽駅に戻ります。


南木曽1220発は、313系でした。
たった2両で座席は満席。やむなく先頭でかぶりつき。
立ちっぱなしでしんどいけど、これはこれで楽しい(^-^)
中央西線は完全に複線化されておらず、随所に単線区間があるので、交換待ちがたびたび発生します。
↓まず十二兼普通列車1826Mと交換。

↓ついで野尻で貨物列車と交換。

↓そして須原で1010M特急しなの10号と交換。

塩尻到着寸前に、塩尻大門・中央東線への短絡線を右手に分岐。

こんなのが見られるからかぶりつきが楽しいのですよね(^_^)


塩尻に到着。
しなの11号の待避があるので、ホームに降り立ちました。

この珍車ことクモハ123-1を見ると信州にやってきたな、といつも思うのですが、2013年3月ダイヤ改正E127系に置き換えられて引退しました。
このあと、松本まで乗車し下車。
ここでアルピコ交通上高地線に乗り換え。

アルピコ交通とはどうにも馴染みがなく、かつての松本電鉄のほうがしっくり来るような・・・。
≪追記≫いまも松本電鉄という名称も併用されているそうです。
新島々まで往復。
途中の新村駅で古びた電気機関車ED30-1を発見。
パンタが上がっているから稼働状態にあるのかと思ったら、架線がない。なんだそりゃ・・・(-_-);

北アルプスの山々が近づいてきたところで、新島々に到着。
改札を出ますが、折り返しの時間はわずか5分程度なので、あまりウロウロできません。
駅前に広いバスターミナル。夏場など上高地がにぎわう季節はここも乗換でにぎわうのでしょうか。

乗車券を購入して駅ホームに戻り、松本へ。


松本で長野行に乗車。
夕方で徐々に薄暗くなってきました。
姨捨ではかなり薄暗く、日本三大車窓からの夜景が素敵でした。

(↑この写真は、電車の窓ガラスにデジカメをピタッとくっつけて、夜景モードでなんとか撮影しました。)


長野に到着。
この先、上田まで移動。
長野では、ちょうどタイミングよくホームライナーの「しなのサンセット2号」が停車していました。
以前はリクライニングシートに改造の169系が使用されていましたが、車両の最高速度とそれに伴う運転状況記録用機器の設置の問題でJR線へ出てこられなくなってしまいました。
乗車整理券を徴収するぐらいだから、169系と同等のリクライニングシートを設置の183・189系でも使用されているものだとばかり思い込んでいました。
すると、そこに停車していた車両は、なんと115系

長野駅の発車案内表示にはしなのサンセットと表記はあれど、車両の行先表示には一切なし。
これでは別途料金が必要な列車にはちっとも見えません。

本命の169系は乗車できないのは仕方ないとしても、189系ならば乗車整理券を購入してでも乗車していいかな、と思っていたのですが、115系ではそんな気にならず、結局見送ってしまいました。

前面幕も快速とあるだけ。ヘッドマークもなし。
この日は休日だけあって、車内の乗客は少なめ。
セミクロスシートであってもゆったりと座れるでしょうが、平日でそれなりに利用者が集中したら、苦情のひとつでも出そうかも。
しなの鉄道からしたら169系が使用できなくなったのは想定外だったにせよ、利用客からすると何とも釈然としない列車になってしまいました。


仕方ないのでその17分後の普通列車に乗車しました。
こちらは、各停だし、余計な料金も不要なので、まずまずの(といっても座席がさらりと埋まった程度の)乗車があった様子。

それでも、屋代、戸倉でかなり下車があり車内はかなり空いて、上田での下車はそんなに多くなかったように思います。*3

方向幕に「行」の文字が入っているとは今時珍しいですね。昭和40年代の485系や12系の方向幕のようです。*4


以下続く

*1:平日にも同様のアーバンライナーがあれば便利だな、と思うのですが、名古屋側が朝ラッシュ時でとてもアーバンのスジを設定できないのは明白ですね。

*2:かつて、ホリデー快速塩尻まで311系まで行ったことはありました。

*3:上田は新幹線でたった一駅だからしなの鉄道の利用が奮わないのでしょうか。

*4:もっとも、そんな時代に国鉄ではワンマン運転をしていないでしょうけど。