八重山へ その1 関空から石垣まで

沖縄県で島の大きさが本島に次いで2番目、そして大自然の宝庫。
そんな西表島に、またもや行っていきました。
あと、小浜島にも少し立ち寄ってきました。

西表へは、今回で8回目の訪問です。
今回は、JALマイレージが結構貯まっていて、一部マイルが4月末で有効期限を迎えてしまうため、衝動的に航空券を予約してしまいました。よって航空運賃は今回タダ。
マイルがなければ西表には行かなかったかも。


4月27日夕方、JRで関西空港へ。
20:00発那覇行きJTA279便に搭乗。B737−400。
関空発の沖縄方面行はほとんど737。利用が少ないのかな。
22:10、那覇到着。荷物を受取ってゆいレールで小録駅へ。駅近傍のビジネスホテルに投宿。

4月28日、午前5:30起床。
以前、那覇のビジネスホテルで寝坊して危うく飛行機に乗り遅れかけた事があったので、今回は携帯のアラームを何度も鳴動するよう設定するも、アラームが鳴る前には目覚めました。
6:30にチェックアウトし、ユイレールで那覇空港まで乗車。
那覇7:35発石垣行きJTA601便。B737−400。
那覇では青空が広がっていたので、飛行中は眼下に広がる慶良間諸島宮古諸島多良間島などを期待していたのですが、那覇を離陸すると雲に突っ込んでサンゴ礁に縁どられた島々を見る事叶わず。
石垣に降下時はますます雲は厚くなり、8:30頃今年の3月に新しく開業した新・石垣空港にランディング。到着時は雨でした。

新空港では誘導路やボーディングブリッジまで新設されています。
旧・石垣空港時代の急ブレーキ着陸がなくなり少し寂しいところ。
また、かつてはタラップで地上に降りて到着口まで徒歩かバスで移動だったので、ボーディングブリッジで到着口直結となり、これまた寂しい。

だけどRACのプロペラ機は、ボーディングブリッジは使えないかな?
寂しいと思うのは自分だけで、新しくなることにより、燃料満載で離陸することが可能になり本土直行便の新設や機材の大型化が可能となる分、利便性が高まるのでよしとしなければ。
ターミナルビルは勿論新しく、土産物屋のほか、なんとスタバまで入っていますよ。

かくのごとくターミナルビルの入り口も立派に。

↑の画像は到着客の出口なんですけど、「石垣空港」の表記があります。
かつての、垢抜けない雰囲気だった旧・石垣空港時代が懐かしいです。
→旧・石垣空港の記事有り。
この数年の間に、石垣港の離島桟橋が離島ターミナルに改修され、このほど空港も上記の通り移転の上で新設。八重山の交通アクセスが良くなっていきますね。下記の通り空港−市街地が遠くなった点だけはマイナス点ですが・・・。

空港で荷物を受取り、バスで離島ターミナルまで移動。
石垣空港バス停9:00発。系統4に乗車。
空港の場所が北へ移動した分、バスの乗車距離が伸びる事になりました。
空港からバスターミナルまで、系統4で30.7km、系統10は41.5kmもあるとの事。

旧・空港時代は20分程度の所要時間だったものが、準急便で38分、各停便で40分−48分もかかり、ほぼ倍。
運賃も、200円から520円へと、倍増以上となりました。
しかし、距離が長くなったものの、良い面として、従来の白保路線を空港まで延長したために、海岸沿いに路線が通されています。かつては市街地内だけの走行だったものが、車窓で海が見えるので楽しい。

そしてこの路線、案外と乗降がありました。
白保地区は石垣市の中心部から少し離れているからか、小中学生や、オジー・オバーなどクルマの利用できない年齢層の利用もあって、立客まで出る盛況ぶり。
車両は都会で使い古した低床バスで、通勤混雑対応の造りをしており、座席が少ないために立客が目立ちました。
前乗り前降り方式での乗降対応なのでどうしても車両の前部に乗客が固まってしまう。
後部扉から乗車できれば、と言いたいところだけど、前にしか扉がないタイプのバスも投入されているので、乗降方式が統一できないのでしょう。
それにしても、今回乗車したバスではラジオが流れていなかったなぁ。
石垣島のバスは車内にラジオが流れている事が名物なのに(笑)
終点バスターミナルで下車。
このバスは石垣港離島ターミナルを経由してくれません。よって徒歩移動です。
もっとも、バスターミナルと離島ターミナルは目と鼻の先なんですけどね。