鉄分濃厚 淀川市民マラソン

ネタの新鮮度はあいにく低いのですが・・・(苦笑)
去る11月6日に「淀川市民マラソン」という大会が淀川の河川敷で開催されまして、私も参加し走ってきました。

距離はハーフの21.0975kmです。
守口の淀川左岸の淀川河川公園をスタート・ゴール地点とし、ハーフは下流側へJR塚本付近まで行き折り返し。
フルはまず上流側へ走り、枚方付近で折り返してハーフと同様に塚本まで行き、そして守口へ戻る、というコースでした。
コースの地図はここを参照。


さて、このコース、実に鉄分が濃厚なコースでもあるのです。
淀川の下流域は多数の橋が架けられています。
ハーフのコースだとスタート地点から順に、
1)豊里大橋(国道479号、いわゆる内環状線
2)菅原城北大橋
3)JR城東貨物線、赤川鉄橋
4)淀川大堰*1
5)阪急千里線
6)長柄橋(天神橋筋
7)JR東海道本線上流側&梅田貨物線(新大阪−大阪&梅田(貨)間)
8)地下鉄御堂筋線新淀川大橋新御堂筋
9)阪急、梅田−十三間の3複線
10)十三大橋
11)新十三大橋
12)JR東海道本線下流側(大阪−塚本間)
13)12に隣接して下流側に阪神高速11号池田線
なんと、片道で13箇所も橋梁をくぐり、そのうちの半分近くの6か所が鉄道の橋梁なのです。*2


そのいっぽう、フルに参加していれば守口のスタート地点から上流側に走りますので、
14)中央環状線近畿自動車道
15)14に隣接して上流側に大阪モノレール
16)鳥飼仁和寺大橋
17)淀川新橋
もくぐる事ができました。
大阪モノレールがありますので、鉄道好きとしてはこれも見逃せません。


これらの鉄道橋の特徴として、城東貨物線を除いていずれも列車本数が多く、列車の姿をほぼ必ず見る事ができるのです。
↓これは(7)の東海道本線上流側。

207系の普通電車が写っていますが、223系・225系新快速や、EF210+コキわずか2両という豪華な(笑)、貨物列車も見る事ができました。
下流側の鉄橋では宮原に回送されるノロノロ運転の681系or683系と、その横を疾走する新快速なども見る事ができましたね。


↓これは(9)阪急の3複線です。

写っているのは京都線の電車ですね。
何しろここは神戸線宝塚線も頻発していますから、タイミングが合えば梅田の3列車同時発車並走も見る事ができたでしょう。*3


これは、ファンラン派として、また、鉄道好きとしては大変見逃す事のできないマラソンコースであり、途中までは何かと楽しく走る事ができました。
しかしながら、14km付近*4で、栄養不足もしくは水分or塩分不足により、ペースががくっと落ちてしまい、これ以降ゴールまで、少し走っては歩き、回復しては少し走るといった繰り返しになってしまい、不本意なタイムでのゴール(2時間37分)になってしまいました。*5
途中でリタイアせずにゴールができただけでも良しとしなければならないのでしょうが。


なお、フラフラになりながらもゴール直前まで来るとサプライズがありました。
ゲストの高橋尚子さんことQちゃんがここで待っていてくれたのです。

ゲストとして来ている事は知っていましたが、あいにくどこにいるのかが分からなかった。
ゴール直前でQちゃんとハイタッチしてゴールする事ができ、大変思い出深い出来事となりました。

*1:通常は通行禁止ですが、マラソンのコースとして、特別に渡る事ができました

*2:ラソンコースがもう少し下流まで設定されていれば、阪神本線阪神なんば線も見る事ができるところでした。

*3:あいにくタイミングが合わず。

*4:東海道本線上流側と阪急千里線の間ぐらい

*5:調子を崩さなければ2時間15−20分を見込んでいました。