九州対東海

何の事かと言うと社会人野球です。
本日(10月25日)、京セラドーム大阪で開催されている第82回都市対抗野球大会を観戦に行ってました。
この日の18時から、JR九州北九州市)対 JR東海名古屋市)の試合があり、これを観戦に行ってたのでした。
一応、鉄道関係の事を色々と書いているブログですので、こんな事もネタとして書いておこうと思った次第。

結果は3対1でJR東海の勝利でした。
下馬評はJR九州が優勢だったそうですが、勝負の世界は下馬評通りにはいかないもの。


社会人野球といえば、プロ野球や、高校野球ともまた一風異なる応援風景が熱いですね。

チアガールがポンポンを振り回して応援するシーンは、いかにも社会人らしい。


1塁側、JR九州の応援団は、九州新幹線*1が全線開通しただけあって、それを意識してか、N700系と800系のハリボテみたいなものを作って、JR九州のチャンスでは応援団の方がこれを持ってスタンド走りまわっていました。

他にも、九州新幹線の開業直前のCMなどに使われていたレインボーカラーの7色それぞれのハッピを着ていた応援団の方など、実に工夫を凝らしていたように見えました。


3塁側、JR東海の応援団は、オーソドックスな応援団でしたね。

そして、JR東海は、新大阪まで商売の守備範囲であるからでしょう、応援団がJR九州よりも多かったです。
JR東海の本体をはじめ、大阪近傍の関係会社や協力会社の人を多く集めやすかったのでしょう。
とは言ってもスーツ姿が多かったですが。
ですから、応援団のボルテージはこちらのほうが大きかった。*2 *3


試合終了後、両チームがホームベース上に集まって礼がありました。

これもプロ野球にはないものですね。
トーナメント方式であるがゆえに負けたらそれで終わり。
だから、一投一打がプロよりも熱い。
そして、プロよりは非力ではあるが、高校・大学よりはレベルが高い*4
これが社会人野球の特徴でしょうか。


他、東日本大震災津波で行方不明になっていた青獅子旗が発見されて、その現物が球場内に展示されていました。
都市対抗野球、東北地方の予選大会の優勝チームに贈られる青獅子旗
2010年夏の優勝チーム、日本製紙石巻の会社の応接室に展示していたところ、津波で建物が破壊され、旗もそのまま行方不明になってしまったと思ったところ、ガレキの撤去作業中にガレキの下から発見されたとの事。
本来ならば、今年の東北地方予選の優勝チームたるJR東日本東北に手渡されるべきだったものが、津波のためにそういう訳にもいかなかったために、せめて展示だけでも、という事により、ここに展示されるに至ったそうです。

その記事の詳細はこちら
よくぞ太平洋に流されずに見つかったものだと思います。


他、鉄道関係にこだわるならば、JR東日本が東京都と仙台市の代表という事で2チーム出場しています。
興味ある方はぜひ観戦に行かれては如何でしょうか。

*1:鹿児島ルート

*2:JR九州の応援団もスーツ姿が多かったです。山陽新幹線に乗って来阪したのかな?

*3:JR九州もどうやら関連会社や協力会社にも来てもらっていた様子。

*4:経験の差でしょう。