冬の青春18きっぷ

http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/1175044_799.html

プレス発表がされました。
ほとんどは従来通りの内容ですが、1点だけ目をひく内容がありました。
引用します。
青い森鉄道線の青森〜八戸間、青森〜野辺地間および八戸〜野辺地間については、普通・快速列車に乗車して通過利用する場合に限り、別に運賃をお支払いいただくことなくご利用になれます』

12月4日に東北新幹線青森開業に伴い、八戸〜青森間の東北本線が三セクの青い森鉄道に移管されることになりました。
これにより、大湊線が他のJR線から独立した路線となる訳です。
大湊線〜青森は快速しもきたが直通していますし、臨時のリゾート快速も多客期には運転されます。
どのような経緯があったのかわかりませんが、18キッパーのには朗報ですね。
しかしながら、大湊線から青い森鉄道線へ乗り換えしていて、通常運賃(普通乗車券や定期券)での利用者からすると、運賃がそれぞれの別個に支払わなければならない訳ですから、この点からすると不公平にも見えます。

青森・野辺地・八戸ともJRとの共同使用駅となるだろうし、この3駅とも青い森鉄道〜JR線の直通列車が走る予定です。
青い森鉄道はおそらくワンマン運転が多数を占めるだろうし、通過利用客に対しては、ワンマン列車では検札が難しい事が予想されます。
また、駅の券売機や窓口で当該区間の乗車券を購入した場合ならば、JRと青い森鉄道との運賃の振り分けは簡単でしょうが、18きっぷのような乗り放題切符ならば、これもできません。
なので、このような措置となったのではないかと推測しますがどうでしょうか。

となると、青い森鉄道にはJR(東日本?)から通過利用客の運賃に相当する金額の支払いがあるのではないかと推測しますが、これまたどうでしょうか。