渡道(1) 12月30日その1 奈良より仙台まで移動

前回の書き込みにもありました通り、このほど北海道に渡る事になりました。


元々、他の趣味の関係で他の方面に旅行に行こうかと思っていまたのですが、グズグズしている内に時間切れとなりました。
なので第二案ということで鉄分補給、どうせなら遠いところ、と実に安直な感じで北海道となりました。
しかし、北海道にするにしてもアプローチの方法が各種あり、当初は鉄路を考えていたのですが(特に往路か復路で東北新幹線の八戸〜新青森を絡めたかった)、たまたま飛行機のマイレージ貯まっており、ダメモトで空席がないか調べてみたところ、空席があったのです。伊丹→仙台、新千歳→伊丹が。
そんな訳でこの区間の飛行機となりました。
アプローチの方法はこれで決まりましたが、道内のプランが決まりません。
考えていても悩ましい事この上なくちっとも決まりません。
北海道に着いたら考ようという事で、前途未定で出発することにしたのです。


12月30日の工程
1.自宅最寄駅→(近鉄)→あべの橋
2.天王寺→(空港バス)→伊丹空港
3.伊丹空港→(JEX2201)→仙台空港
4.仙台空港→(仙台空港鉄道東北本線)→仙台
5.仙台→(はやて19)→新青森
6.新青森→(S白鳥19)→函館
7.函館→(S北斗15)→札幌(泊)


自宅最寄駅を5時代に発車する始発電車で出発。
冬至の数日後だけあってまだ暗いです。
結局暗いままアベノに到着。
空港バスに乗る段階でやっと少し明るくなってきました。
この空港バスは天王寺アポロビルの前から発車するので、場所がわかりにくい。
近鉄バス大阪市バスの乗り場を間借りできないのでしょうか。
高速では、渋滞にはまることもなくスムーズに走行し、伊丹空港に着きました。


伊丹からの飛行機はボーイング737だったので、少し驚きました。
数年前に逆方向でこの区間に搭乗したときはもっと小さなプロペラ機(飛行機に詳しくないので機種名はわかりません)だったように思います。
それが737(と言っても130〜150名ぐらいの定員。現在の日本におけるボーイングの中では一番小さい)だったのですから。
大阪〜仙台は流動はそんなに太くないようなので、小型機で十分なのでしょう。
機体は小型ですが、JALANA両社を合わせると本数は結構あるようですね。
飛行機に搭乗してからさらに驚きました。
背もたれのポケットに入っている機内誌が、JALの定番のSKYWARDだけでなく、JTA(沖縄方面のみ運航するJALの子会社)のCoralwayもあったのです。
なぜ北に向かうエアーでCoralwayが!?
しかし、よく考えてみると、沖縄方面便は737を多用している上に、JTAだけでなくJALとしても運行しているため、間合い運用で仙台に飛んできても、ちっともおかしくないのです。
沖縄方面便に搭乗するときはCoralwayを読むのを楽しみにしているワタクシ、SKYWARDはそっちのけでしっかりとCoralwayを楽しませていただきました。
そうこうしている内に離陸、しばらくは雲の上を飛んでいて地上が見えなかったものの、北関東の付近から晴れてきました。
もう地上の山間部は雪で白く染まっています。
猪苗代湖(だと思う)の上空を過ぎたあたりから序々に高度が下がり福島県北部浜通り付近まで来ます雪はなくなりました。
この辺りでいったん太平洋上に出て、大きく旋回して海上から着陸態勢に入ります。
そして海から陸に戻ったと思うほどなく着陸。
仙台もやはり雪はありません。

(↑仙台空港)


ここから鉄道に乗り換えです。
仙台空港鉄道の仙台行きに乗車します。
SAT721系の2両編成。座席はほぼ埋まっています。
年末の午前中の仙台行きとあって、途中駅からどんどん乗車があります。
地下鉄との乗り換え駅の長町で幾分の下車はあったものの、仙台には満員の状態で到着しました。
ここから新幹線に乗り換えです。


仙台駅で新幹線に乗り換えなんですけど、滅多に来れない仙台ですから、新幹線ホームに行く前に在来線ホームをウロウロしてみました。

・特急スーパーひたち34号 上野行き
 方向幕に「常磐線経由」と記載されているのが味があります。
 651系も置換えとともに、ひたち号が仙台まで来なくなるそうですからじっくり眺めました。

・臨時快速南三陸81号 気仙沼行き
 キハ110系2両編成。臨時列車だけあって、陸羽西線用の車両が使われていました。
・他は地元のローカル列車諸々。701系719系E721系など。


【以下続く】