トンネル駅その1、筒石

きたぐに糸魚川でおりて(それにしてもあんなにたくさん登山客が降りてくると思わなかった)、一時間後の始発の直江津行きに乗り換えです。
糸魚川で乗り換え客の大半は大糸線に乗り換えましたが、北陸本線下りに乗り換えたのは自分ひとりだけ☆
青海始発なのでガラガラの475系がやってきました。
さて、列車はかの『能生騒動』で赤っ恥をかいた能生駅を出ると長い頸城トンネルに入ります。
この辺りは土砂崩れがおきやすく、複線化を機に災害に遭いやすい海岸沿いの線路をあきらめ、トンネルを穿ったわけですが、あまりに長く11kmもあり、名立駅のすぐ西側までトンネルが続きます。
すると、能生と名立の間にあった筒石駅をどうする!?ってな訳で作っちゃいました。
駅をトンネルの中に。
それが↓の画像です。

それにしても、地上が遠い。

何段あるのかしりませんがホームから3〜4分歩いたら駅舎があります。
周囲には線路が見えないのでとても駅にはみえません。

もういちどホームに戻ります。
風が強い!
ホームの手前に待ち合い室があり、扉を設置して風を防いでるのですが、これがかなり重たく開かない。

おりしも貨物列車が接近中で、これが起こす風で扉が開かない訳です。
それでも無理やり力まかせに開けたら、ちょうど目の前をEF81とコンテナ貨物が轟音と暴風を巻き起こして通過していくところでした。
都会の地下鉄でも入線時には風がきますが、それよりももっと強い風です。
あれでは扉を設けないと危ないですわ。
こんな駅に駅員が配置されている理由がよくわかりました。
その数分後、また風が…。
これは自分が乗る直江津行き419系が起こす風です。